女子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)は7月31日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク27位の
E・スイトリナ(ウクライナ)が同19位の
V・アザレンカを7-6 (7-2), 6-4のストレートで破り初戦を突破。直近17試合で14勝をあげ好調を維持している。
>>錦織 シティOP1回戦 1ポイント速報<<>>錦織、西岡らシティOPの組合せ<<元世界ランク3位で28歳のスイトリナは昨年10月に
G・モンフィス(フランス)との間に第一子となるスカイちゃんを出産したため、ツアーを長期離脱。復帰は今年4月のクレジット・ワン チャールストン オープン(アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500)だったが、しばらくは苦戦が続いていた。
しかし、復帰2ヵ月後のストラスブール国際(フランス/ストラスブール、レッドクレー、WTA250)でタイトルを獲得すると、そこから破竹の勢いで世界ランクを上昇させる。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で8強、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)らを下し4強入りも果たした。
復帰前には世界ランクのポイントも消滅していたスイトリナだったが、約2ヵ月間で1200ポイントを稼ぎ、27位にまで浮上している。
ムバダラ・シティ・オープンの1回戦では計17度のブレークを奪い合う激戦となったものの、アザレンカをストレートで撃破。サービスキープには苦しんだものの、ドロップショットやコーナーを突くストロークで試合を支配した。
女子テニス協会のWTA公式サイトには産休から復帰して以来 好調のスイトリナのコメントが掲載されている。
「本当にアップダウンが激しかったわね(笑)。ただ、すべてのポイントに集中し、もう1度自分のプレーを見つけなければならなかった。試合に戻るために、何度も何度もトライしたわ」
2回戦では第5シードの
D・カサトキナと対戦する。カサトキナは1回戦で世界ランク29位の
E・メルテンス(ベルギー)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第6シードの
B・ベンチッチ(スイス)や第8シードの
L・サムソノヴァ、世界ランク34位の
M・コスチュク(ウクライナ)らが初戦を突破している。
今大会の第1シードは
J・ペグラ(アメリカ)、第2シードは
C・ガルシア(フランス)、第3シードは
C・ガウフ(アメリカ)、第4シードは
M・サッカリ(ギリシャ)。上位4シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。
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