男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は30日、シングルス決勝が行われ、第6シードの
S・ワウリンカ(スイス)は世界ランク90位の
A・ポピリン(オーストラリア)に7-6 (7-5), 3-6, 4-6の逆転フルセットで敗れ、同大会17年ぶりの優勝とはならなかった。表彰式では涙をこらえながらテニスに対する愛を語った。
>>【動画】涙のワウリンカ、テニスへの愛語る<<>>錦織 シティOP1回戦 1ポイント速報<<>>錦織、西岡らシティOPの組合せ<<38歳のワウリンカはウマグでのツアー大会に2007年以来16年ぶり5度目の出場。2006年には決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下してツアー初優勝を飾った地でもある。今大会は1回戦で世界ランク129位のF・ミソリッチ(オーストリア)、2回戦で同108位の
F・コリア(アルゼンチン)、準々決勝で第4シードの
R・カルバレス バエナ(スペイン)、準決勝で第2シードの
L・ソネゴ(イタリア)を破り決勝に進出した。
2017年のバンク・エリック・ストゥルザ・ジュネーヴ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー 、ATP250)以来となるツアータイトル獲得がかかるワウリンカは決勝戦、タイブレークの末に第1セットを先取するも、第2・ファイナルセットでは計3度のブレークを許して、2時間36分の激闘の末に力尽きた。
試合後の表彰式でワウリンカは涙ながらにテニスへの愛を話した。
「泣くなんて馬鹿みたいだってことはわかっているけど、僕はこのスポーツが好きなんだ。(観客へ)君らはそれを本当に特別なものにしてくれる。素晴らしい1週間だった。また戻ってこられるといいな。応援ありがとう。ここにいてくれてありがとう。来年また会えるといいな」
一方、優勝したポピリンは2021年2月のシンガポール・テニス・オープン(シンガポール/シンガポール、室内ハード、ATP250)以来 2年6ヵ月ぶり2度目のツアータイトル獲得となった。
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