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ワウリンカ 6年ぶりクレー4強

スタン・ワウリンカ
ワウリンカ(全仏OP)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は28日にシングルス準々決勝が行われ、第6シードのS・ワウリンカ(スイス)が第4シードのR・カルバレス バエナ(スペイン)を6-4, 7-5のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。ワウリンカがツアーレベルのクレーコート大会で準決勝に進出するのは2017年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来 約6年ぶりとなった。

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38歳のワウリンカが同大会に出場するのは2007年以来16年ぶり5度目。2006年にはツアー初優勝を飾った大会でもある。

16年ぶりの出場となった今大会で、ワウリンカは1回戦・2回戦ともにストレート勝ちで準々決勝に駒を進めた。

準々決勝の第1セット、ワウリンカは第1ゲームでブレークを許すも、第6・第10ゲームでブレークを果たし先行する。

続く第2セット、両者ともにファーストサービス時に85パーセントを超える確率でポイントを獲得する引き締まった展開となるも、終盤の第12ゲームでこのセット初めてワウリンカがマッチポイントとなるブレークポイントを握ると、最後はバックハンドのウィナーを決め1時間44分でベスト4進出を果たした。

ワウリンカがツアーレベルで準決勝に進出するのは昨年の9月のモゼール・オープン(フランス/メッツ、室内ハード、ATP250)以来で、クレーコート大会に限ると準決勝で当時世界ランク1位のA・マレー(イギリス)を破り、決勝で当時同4位のR・ナダル(スペイン)に敗れ準優勝となった2017年6月の全仏オープン以来 約6年ぶりとなった。

勝利したワウリンカは準決勝で第2シードのL・ソネゴ(イタリア)と対戦する。ソネゴは準々決勝で世界ランク104位のJ・ムナル(スペイン)を逆転で下しての勝ち上がり。

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