男子テニスのインフォシス・ホール・オブ・フェーム・オープン(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は23日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
A・マナリノ(フランス)が18歳で世界ランク190位の
A・ミケルセン(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで破り、キャリア3勝目をあげた。ツアー決勝に進出するのはこの試合で13度目。35歳の苦労人が芝で2勝目を達成している。
>>【動画】優勝が決まった瞬間も冷静なマナリノ<<>>錦織 1年9月ぶりツアー大会の初戦 1ポイント速報<<>>錦織、西岡らアトランタOPの組合せ<<世界ランク38位のマナリノはツアー初制覇を成し遂げるまでに6度決勝で敗れていた苦労人。それでも2019年にリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)でキャリア初優勝を飾ると、昨年はウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)を制覇した。
今大会は2回戦で
R・ヒジカタ(オーストラリア)、準々決勝で第7シードの
J・トンプソン(オーストラリア)、準決勝で第3シードの
U・アンベール(フランス)を破り決勝に駒を進め、最後は勢いに乗る若手ミケルセンとの決戦に臨んだ。
決勝戦、マナリノはファーストサービスが入ったときに81パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどミケルセンのブレークを1度に抑える。リターンゲームでは6度のチャンスを創出し、そのうち4度ブレークに成功。1時間22分で快勝し、トロフィーを掲げた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマナリノのコメントが掲載されている。
「コートでは、自分のベストを尽くして戦っているし、いつも本当に接戦で何が起こるかわからないんだ。今週は、最後まで勝ち進むことができて、とてもラッキーだと思っていたんだよ。アレックス(ミケルセン)のこの活躍を祝福したい。彼は本当にいいプレーをしているし、明るい未来が待っている」
一方、敗れたミケルセンは前週のシカゴ・チャレンジャー(アメリカ/シカゴ、ハード、ATPチャレンジャー)で
錦織圭や
清水悠太らを下し優勝。勢いそのままニューポートに乗り込むと、1回戦で第5シードの
M・クレッシー(アメリカ)、2回戦で世界ランク129位の
J・ダックワース(オーストラリア)、準々決勝で第4シードの
M・マクドナルド(アメリカ)、準決勝で同126位の
J・イズナー(アメリカ)を破る快進撃を果たし、初のツアー決勝の舞台に駒を進めたが、惜しくもタイトル獲得とはならなかった。
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