男子テニスで世界ランク270位の
内山靖崇は17日に自身のツイッターを更新。前日に行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の男子シングルス決勝で第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を1-6, 7-6 (8-6), 6-1, 3-6, 6-4のフルセットの死闘の末に下し、初優勝を飾った第1シードの
C・アルカラス(スペイン)に対し「優勝とは…」と驚きを語った。
>>【動画】アルカラス ウィンブルドン初優勝の瞬間<<内山は2021年のウィンブルドン1回戦で当時18歳で世界ランク75位だったアルカラスと対戦し3-6, 7-6 (7-4), 2-6, 6-3, 3-6のフルセットで惜敗した。
アルカラスにとってはこの内山との一戦がキャリア初の芝コートでの試合だった。アルカラスはこの年、内山に勝利後
D・メドベージェフにストレートで敗れ2回戦敗退となっている。
そこからわずか2年後、アルカラスは20歳で世界ランク1位として大会に臨み、準決勝で2年前にストレートで敗れたメドベージェフにストレート勝ち。決勝では大会7度の優勝を誇るジョコビッチとの頂上決戦を制しウィンブルドン初制覇を成し遂げた。
今回、内山は自身のツイッターを更新し「2年前のウィンブルドンでアルカラスと対戦した時に芝でも勝てるプレーをしていましたが、2年で優勝とは…この決勝戦プレーも圧巻でした。これからは完全にアルカラスの時代到来??」と2年前を振り返りつつ感想を述べた。
なお、男子テニス界を長らく牽引してきた
R・フェデラー(スイス)、
R・ナダル(スペイン)、ジョコビッチ、
A・マレー(イギリス)の"BIG4"以外の選手がウィンブルドンで優勝するのは2002年の
L・ヒューイット(オーストラリア)以来21年ぶりの快挙となっている。
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