テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス3回戦が行われ、第19シードの
A・ズベレフ(ドイツ)は世界ランク38位の
M・ベレッティーニ(イタリア)に3-6, 6-7 (4-7), 6-7 (5-7)のストレートで敗れ、2021年以来2年ぶり3度目のベスト16進出とはならなかった。試合後の会見でズべレフはベレッティーニに対して「このようなプレーをすれば優勝できると伝えた」と明かした。
>>錦織、清水、内山らシカゴCHの組合せ<<>>錦織 シカゴCH初戦 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<26歳で世界ランク21位のズベレフは昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で足首を負傷し長期離脱。今シーズンに入りツアーへ本格復帰を果たしたが、序盤は思うような好成績を残すことができていなかった。
それでも、クレーシーズンから徐々に調子を上げていき、先月の全仏オープンでは2年連続の準決勝進出。芝シーズン初戦となったテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)では4強入りを果たしている。
ウィンブルドン出場は2021年以来2年ぶり7度目となったズべレフは今大会、1回戦で世界ランク153位の
G・ブラウワー(オランダ)(オランダ)、2回戦で同116位の
綿貫陽介を下し3回戦に進出した。
この日の第1セット、第1ゲームでブレークチャンスを掴んだズべレフだったが活かせず。その後はサービスキープが続くも終盤で3ゲーム連取を許し、先行される。
続く第2セット、互いに安定したサービスゲームを見せブレークチャンスを与えず。タイブレークにもつれ込むと1度のミニブレークを許し、セットカウント0-2と後がなくなる。
迎えたファイナルセット、第8ゲームで0-40とされるも4度のブレークポイントを凌いだズベレフ。その後、サービスキープが続き再びタイブレークに突入する。開始からミニブレークを奪うもベレッティーニに3度目のマッチポイントをものにされ、2時間27分で力尽きた。
試合後の会見でズべレフは「あまり良くなかった。第1セットでブレークを許したのは良くなかったね。それ以外は、とてもいい試合だったと思う。でも、今日は大事な場面で彼の方がいいプレーをしていた」とコメント。
勝利したベレッティーニは4回戦で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは3回戦で第25シードの
N・ジャリー(チリ)を6-3, 6-7 (6-8), 6-3, 7-5で下しての勝ち上がり。
また、ネット際での会話について明かしたズべレフは「このようなプレーをすれば優勝できると伝えた。僕の考えではね。もちろん、他にも素晴らしい選手はいる。次はアルカラスと対戦する。彼も素晴らしい選手だと思う。でも、彼(ベレッティーニ)がこのようなプレーをすれば、正直なところ、誰に対してもチャンスはあるよ」と述べている。
同日には第3シードの
D・メドベージェフ、第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)、世界ランク37位の
J・レヘチカ(チェコ)、同43位の
C・ユーバンクス(アメリカ)が16強に駒を進めている。
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