テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は8日、男子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第25シードの
N・ジャリー(チリ)との約4時間の激闘を6-3, 6-7 (6-8), 6-3, 7-5で制し、2年連続2度目のベスト16進出を果たした。この試合の第1セット、アルカラスのミスショットをチェアアンパイアがキャッチし、会場を沸かせる場面があった。
>>【動画】アルカラスのミスショット、チェアアンパイアがキャッチし会場を沸かせる<<>>錦織 シカゴCH初戦 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<昨年のウィンブルドンでは16強に駒を進めている20歳のアルカラス。今大会は1回戦で世界ランク542位の
J・シャルディ(フランス)、2回戦で同84位の
A・ミュレール(フランス)をそれぞれストレートで下し3回戦に進出した。
この試合の第1セット、第2ゲームのデュースの場面でアルカラスはジャリーのサービスをリターンできず、ミスショットとなる。このバックハンドで放ったボールはチェアアンパイアの方へ飛んでいくと、そのまま直接キャッチ。この一連の流れに観客は大きな歓声を送っている。
その後、第1セットを先取したアルカラスだったが、第2セットではタイブレークの末に落としセットカウント1-1に。それでも第3セットでは安定したサービスゲームを展開しブレークチャンスを与えることなく勝利に王手をかける。
勝負を決めたいアルカラスは第4セット、先にブレークを許し追いかける展開となるも第7ゲームでブレークバックに成功。その後、第11ゲームで2度目のブレークを奪うとサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームでは1度のブレークポイントを凌ぎ、3時間55分の熱戦を制した。
勝利したアルカラスは4回戦で世界ランク38位の
M・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは3回戦で第19シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-3, 7-6 (7-4), 7-6 (7-5)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
D・メドベージェフ、第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)、世界ランク37位の
J・レヘチカ(チェコ)、同43位の
C・ユーバンクス(アメリカ)が16強に駒を進めている。
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