テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は29日、女子シングルス予選決勝が行われ、予選第22シードで世界ランク125位の
日比野菜緒は同162位の
S・ハンター(オーストラリア)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、2021年以来2年ぶり4度目の本戦出場とはならなかった。
3試合に勝利すれば本戦への出場権が手に入るこの予選。
28歳の日比野は前週、ITF W1000イルクリー(イギリス/イルクリー、芝、ITF10万ドル)に単複で出場し、シングルスベスト8、ダブルスでは優勝という成績を残しウィンブルドンへ臨むと、予選1回戦では世界ランク232位のA・ザハロヴァ、2回戦では同155位のR・ジャニ(ハンガリー)を下し予選決勝に駒を進めた。
この日の第1セット、開始から互いにブレークチャンスを掴むと日比野は第5ゲームでブレークを許す。その後、ブレークバックのチャンスを3度得るも活かせず、第9ゲームで2度目のブレークを奪われ、先行される。
続く第2セット、第2ゲームでブレークを許した日比野だが第3ゲームから3ゲームを連取しゲームカウント3-2とリード。しかし、直後の第6ゲームでブレークバックを許すと4ゲームを連取され、1時間17分で力尽きた。
同日の日本勢男子では
ダニエル太郎、
綿貫陽介、
望月慎太郎、
島袋将が予選決勝に登場。望月と島袋がグランドスラム初の本戦出場を決めた一方、ダニエルと綿貫は敗れた。
※日本勢の結果記載に一時誤りがありました。訂正致します。(2023年6月30日7時)
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