テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日、女子シングルス予選2回戦が行われ、予選第22シードの
日比野菜緒が世界ランク155位のR・ジャニ(ハンガリー)を6-3, 6-3のストレートで破って決勝に進出。2021年以来2年ぶり4度目の本戦入りに王手をかけた。
3試合に勝利すると7月3日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。
28歳の日比野は前週、ITF W1000イルクリー(イギリス/イルクリー、芝、ITF10万ドル)に単複で出場し、シングルスベスト8、ダブルスでは優勝という成績を残しウィンブルドンへ臨むと、予選1回戦では世界ランク232位のA・ザハロヴァを6-4, 6-3のストレートで下し2回戦へ駒を進めた。
この日、日比野は3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入る確率で75パーセントを記録。ストローク戦では互角の戦いとなり11度のブレークチャンスをジャニに与えたものの、2度のブレークに抑えた。リターンゲームでは9度のブレークチャンスのうち5度ブレークに成功し、1時間20分で勝利した。
予選決勝では世界ランク162位の
S・ハンター(オーストラリア)と対戦する。ハンターは予選2回戦で第1シードのE・アヴァネシャンをストレートで下しての勝ち上がり。
同日には
内島萌夏も予選2回戦に登場したが、元世界ランク4位の
S・ケニン(アメリカ)に0-6, 3-6のストレートで敗れ姿を消した。
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