テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は29日、男子シングルス予選決勝が行われ、第8シードで世界ランク115位の
綿貫陽介は同187位の
D・ノヴァーク(オーストリア)に7-6 (9-7), 3-6, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、自身初の本戦出場とはならなかった。
>>ダニエル 太郎 WB予選決勝の1ポイント速報<<3試合に勝利すれば本戦への出場権が手に入るこの予選。予選1回戦・2回戦と3セットマッチで行われたが、予選決勝のみ5セットマッチで行われる。
25歳の綿貫がウィンブルドンに出場するのは2019年以来4年ぶり3度目。最高成績は2019年の予選決勝進出となっている。
今大会の予選1回戦では世界ランク197位のホン・ソンチャン(韓国)を、2回戦では同208位のA・チェリクビレク(トルコ)をいずれもストレートで破り4年ぶり2度目となる予選決勝に駒を進めた。
この日の第1セット、第1ゲームでブレークに成功した綿貫だったが、第8ゲームでブレークバックを許す。その後はサービスキープが続きタイブレークに突入。3度のミニブレークに成功した綿貫が先行する。
続く第2セット、第5ゲームでブレークを許した綿貫はその後ブレークを返すことができず。終盤となった第9ゲームで2度目のブレークを奪われ、1セットオールとされる。
第3セット、第2ゲームで2度のブレークポイントを握られた綿貫は全て凌ぎサービスをキープ。その後はサービスキープを続けるも終盤で3ゲームを連取され、セットカウント1-2と逆転される。
後がない綿貫は第4セット、第1ゲームでブレークを許すも直後の第2ゲームでブレークバック。しかし、第3・第7ゲームでブレークを奪われゲームカウント3-5とされる。その後1度ブレークを返すも反撃及ばず、2時間47分で力尽きた。
また、同日の日本勢男子では綿貫の他に
ダニエル太郎、
島袋将、
望月慎太郎が、女子では
日比野菜緒が登場し予選決勝を戦う。
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