テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日に男子シングルス予選2回戦が行われ、第8シードで世界ランク115位の
綿貫陽介が同208位のA・チェリクビレク(トルコ)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り、4年ぶり2度目の予選決勝進出を果たした。
3試合に勝利すれば本戦への出場権が手に入るこの予選。
綿貫がウィンブルドンに出場するのは2019年以来4年ぶり3度目。最高成績は2019年の予選決勝進出となっている。
今大会の予選1回戦では世界ランク197位のホン・ソンチャン(韓国)を7-6 (7-4), 7-6 (9-7)のストレートで破り予選2回戦に駒を進めた。
予選2回戦の第1セット、綿貫は第2ゲームでデュースの末にブレークを許す。その後は両者キープを続けチェリクビレクのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲーム。綿貫は2本のセットポイントをしのぐと、フォアハンドのウィナーを2本決めるなどし土壇場でブレークバックに成功。このセットはそのままタイブレークに突入し、タイブレークでは2本のミニブレークを果たした綿貫が先行する。
続く第2セット、第4ゲームで綿貫は4度目のブレークポイントをものにしブレークに成功。自身のサービスゲームではファーストサービス時に86パーセントの確率でポイントを獲得し、このセット一度もブレークポイントを与えることなく1時間35分で、4年ぶり2度目の予選決勝進出を果たした。
勝利した綿貫は予選決勝で世界ランク159位の
D・ノヴァーク(オーストリア)と対戦する。ノヴァークは予選2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場していた同374位のC・ブルーム(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
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