テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日、男子シングルス予選2回戦が行われ、世界ランク209位の
望月慎太郎が同152位のL・クレイン(スロバキア)を6-7 (6-8), 6-3, 6-2の逆転で破って決勝に進出。自身初の四大大会本戦入りに王手をかけた。
>>【動画】錦織 復活優勝の瞬間<<3試合に勝利すると7月3日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。
2019年のウィンブルドンジュニアシングルスで優勝を飾っている20歳の望月はこの日、第1セットをタイブレークの末に落としたものの、第2セットではセカンドサービスでのポイント獲得率が88パーセントを記録するなど、ストローク戦でクレインを圧倒。クレインのセカンドサービス時にはわずか1ポイントしかキープさせることなくセットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセットでは5度のブレークチャンスを創出し、そのうち3度のブレークに成功して2時間9分で逆転勝ちをおさめた。
自身初の四大大会本戦入りのかかる望月は予選決勝で第16シードのZ・ピロス(ハンガリー)と対戦する。ピロスは予選2回戦で世界ランク182位のP・ルイス(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には予選第4シードの
ダニエル太郎、同第8シードの
綿貫陽介、世界ランク162位の
島袋将が予選2回戦を突破し、決勝へ駒を進めている。
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