テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、女子シングルス1回戦が行われ、第8シードの
M・サッカリ(ギリシャ)は世界ランク43位の
K・ムチョバ(チェコ)に6-7 (5-7), 5-7のストレートで敗れ、2017年以来6年ぶり2度目の初戦敗退となった。
>>シフィオンテク、日比野ら全仏オープン組合わせ<<>>ジョコビッチ、西岡 良仁、ダニエル 太郎ら全仏OP組み合わせ<<27歳で世界ランク8位のサッカリが全仏オープンに出場するのは7年連続7度目。2021年に大会初の4強入りを果たしているものの、2017年は初戦敗退、2019年・2022年は2回戦敗退、2018年・2020年は3回戦敗退と苦戦を強いられている。
この日の第1セット、サッカリは第1ゲームから3ゲーム連取に成功。ゲームカウント3-1とリードするも第5ゲームでブレークバックを許す。その後、第11ゲームで2度目のブレークをムチョバに許すも直後の第12ゲームでブレークバックに成功しタイブレークに突入。互いに譲らない展開となるもムチョバに2度目のセットポイントをものにされ、先行を許す。
続く第2セット、第1セット同様に先にブレークに成功したサッカリだが、すぐさまブレークを返される。24本のアンフォーストエラーを犯すなど精彩を欠くと第12ゲームではこの試合で4度目のマッチポイントをものにされ、2時間6分で力尽きた。
勝利したムチョバは2回戦で世界ランク103位の
N・ポドロスカ(アルゼンチン)と対戦する。ボドロスカは1回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する同123位のJ・ポンシェ(フランス)を6-0, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
A・サバレンカ、第28シードの
E・メルテンス(ベルギー)、世界ランク49位の
L・フェルナンデス(カナダ)、同88位の
M・フレッチ(ポーランド)らが2回戦に駒を進めている。
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