男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は3日にシングルス準々決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第10シードの
K・ハチャノフを6-4, 7-5のストレートで破り、大会2連覇に向けて大きく前進した。
>>アルカラス、チチパスらマドリッドOP組合せ<<>>西岡、ダニエル、綿貫出場 カリアリCH組合せ<<昨年覇者のアルカラスは今大会、4回戦で昨年決勝を戦った第13シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-1, 6-2のストレートで破り、ベスト8に進出。一方のハチャノフは、4回戦で第5シードの
A・ルブレフを7-6 (10-8), 6-4のストレートで破り、同大会で初めて準々決勝進出を果たした。
世界ランク2位のアルカラスと同12位のハチャノフは3度目の顔合わせで、アルカラスが昨年2戦2勝をしている。
両者のサービスキープから始まったこの試合、アルカラスは第7ゲームで0-40の絶好のブレークチャンスを掴むとこれを逃さず。アルカラスがこの1ブレークを生かして第1セットを先取する。
追うハチャノフは第2セット、第4ゲームで先にブレークに成功。ゲームカウント5-2とリードを広げるも、アルカラスがここから5ゲームを連取して逆転勝ちをおさめた。
昨年ツアー5勝をあげている19歳のアルカラス。今季は怪我によりスタートが出遅れたものの、前週までに出場した5大会中3大会でタイトルを獲得し、6大会連続でベスト4に進出した。
アルカラスの試合後のコメントがATP公式サイトに掲載され、「かなりタフだった。第1セットもそうだけど、接戦だったね」と語った。
「第2セットは1ブレークダウンになって戻すのは本当に大変だったし、彼にはそのセットを取るチャンスもあったんだ」
「幸運なことに、自分にチャンスがあることは分かっていた。チャンスをものにしようと努め、突破できて本当に嬉しい」
5日に20歳の誕生日を迎えるアルカラスは、準決勝で第17シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチは同日に行われた準々決勝で、世界ランク92位の
D・アルトマイアー(ドイツ)を6-3, 6-3のストレートで破って4強入りを決めた。
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