男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は28日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)が世界ランク55位の
A・ブブリク(カザフスタン)を6-1, 4-6, 7-6 (11-9)のフルセットで破り、初戦突破を果たすとともに3回戦進出を決めた。
>>西岡、アルカラスらマドリッドOP組合せ<<>>シフィオンテクらマドリッドOP組合せ<<19歳のルーネは今月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で大会初の準優勝。前週のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)では2連覇を達成している。
ムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは今大会が初。シード勢は1回戦免除のため2回戦が初戦となった。
この日の第1セット、ルーネは第2ゲームでブレークに成功。直後の第3ゲームでブレークバックを許したものの第4ゲームから4ゲームを連取し、先行する。
しかし、続く第2セットでは1度のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。迎えたファイナルセット、互いにブレークチャンスを与えずタイブレークに突入。1度のマッチポイントを凌ぐと自身は5度目をものにし、2時間4分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルーネのコメントを掲載し「正直、今は言葉が出ない。それくらいタフな試合だった」と語った。
「彼(ブブリク)のプレーぶりはみんな知っている。とてもアグレッシブで積極的にボールを打ってくるし、早いね。だから、僕は解決策を見つけなければならなかった。最後の最後まで勇敢に戦ったことが勝敗を分けた」
勝利したルーネは3回戦で第29シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは2回戦で世界ランク60位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、第5シードの
A・ルブレフ、第10シードの
K・ハチャノフ、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第13シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第28シードの
西岡良仁らが3回戦に駒を進めている。
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