男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
D・メドベージェフは第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、2019年以来4年ぶり2度目のベスト4進出とはならなかった。
>>シナー、ルーネらモンテカルロ組合わせ<<初対戦となった両者。世界ランク5位のメドベージェフは3回戦で第13シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を激闘の末に破り8強入りした。対するルーネは世界ランク22位の
M・ベレッティーニ(イタリア)と対戦予定だったが、ベレッティーニが負傷のため試合前に棄権。不戦勝で8強に進出していた。
この日はファーストサービスが入る確率が62パーセントと同52パーセントのルーネを上回ったものの、ストローク戦で優位に立つことができず、5度のブレークチャンスを与えそのうち3度ブレークを許す。リターンゲームでは1度ブレークに成功したが反撃及ばず、1時間17分で力尽きた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはメドベージェフのコメントが掲載されている。
「大会を通してみれば悪くなかったね。ここクレーで良い選手に勝てた。昨日(13日)のズベレフ戦はマジックだった。クレーでは、とてもタフだった。このような試合に勝つのは簡単ではないんだ」
「ルーネはとてもいいプレーをしていた。僕はもう少しいいプレーができたかもしれないけど、僕はクレーでは彼ほど落ち着いてプレーできないんだ。彼はこのサーフェスではより優れていると思うし、来年にはクレーでとても強くなっていると思う。だから、全体的にはとてもポジティブなことなんだ。他にも大きな大会が控えている。そこでどうするかはこれからだけど、モンテカルロでのこの大会にはとても満足しているよ」
勝利したルーネは準決勝で第7シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で第16シードの
L・ムセッティ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
A・ルブレフと第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)が4強へ駒を進めた。
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