男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)が第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)を6-2, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>メドベージェフvsルーネ 1ポイント速報<<>>フリッツ、メドベージェフらモンテカルロ組合わせ<<25歳で世界ランク10位のフリッツは2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で今季初優勝。続くアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で4強入りすると、先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では8強入りしている。
この日の第1セット、フリッツはファーストサービスが入ったときに88パーセントの確率でポイントを獲得。開始からネットにボールをかけるなどギアが上がらないチチパスから4ゲーム連取に成功。サービスゲームで1度もブレークチャンスを与えず、わずか29分で先行する。
続く第2セットでは互いにサービスキープが続くもフリッツが第7ゲームでブレークに成功。しかし、直後の第8ゲームでブレークバックを許す。それでも第9ゲーム、最後はチチパスのボールがアウトとなり、フリッツが2度目のブレーク。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをラブゲームでキープし、1時間10分で勝利した。
勝利したフリッツは準決勝で第5シードの
A・ルブレフと対戦する。ルブレフは準々決勝で世界ランク100位の
J・シュトルフ(ドイツ)を6-1, 7-6 (7-5)のストレートで下しての勝ち上がり。
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