男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は12日にシングルス2回戦が行われ、第3シードの
D・メドベージェフがワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク45位の
L・ソネゴ(イタリア)を6-3, 6-2のストレートで破り、3回戦へ駒を進めた。
>>ジョコ、メドらモンテカルロ 組合せ・結果<<世界ランク5位のメドベージェフがモンテカルロ・マスターズに出場するのは2019年以来4年ぶり5度目。2019年にはベスト4進出を果たしている。
今大会は上位シード勢が1回戦免除のため2回戦から登場したメドベージェフは過去1勝のソネゴに対して、序盤で3ゲームを連取すると、このリードを守って第1セットを先取する。
第2セットもメドベージェフが主導権を握り、第3、第5ゲームでブレークを奪って1時間28分でソネゴを退けた。
メドベージェフは3回戦で、第13シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズべレフは2回戦で世界ランク29位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-4, 6-4のストレートで破っての勝ち上がり。
メドベージェフとズべレフは14度目の対戦で、メドベージェフの7勝6敗。直近では、先月開催されたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)の4回戦で対戦し、メドベージェフが6-7(5-7), 7-6(7-5), 7-5の逆転勝ちをおさめている。
メドベージェフの試合後のコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、ズベレフとの対戦について「僕たちはタフな試合が続いている」と語った。
「初めて対戦したのは、7年前のATPツアーだったかもしれない、あとジュニアの頃、12年くらい前かな。ジュニア時代にクレーの決勝で一度勝った記憶があるけど、それとは違う展開になりそうだ」
「彼の2試合を見たけど、調子が良さそうだった。僕はベストな状態で臨むしかない」
同日に行われた2回戦では、第4シードの
C・ルード(ノルウェー)、第7シードの
J・シナー(イタリア)、第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第9シードの
K・ハチャノフ、第16シードの
L・ムセッティ(イタリア)らが3回戦進出を決めている。
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