男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は23日、シングルス1回戦が行われ、予選から出場している世界ランク123位の
綿貫陽介が同じく予選から出場した同170位の
B・ペール(フランス)を6-4, 7-5のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」で初の本戦白星をあげた。
>>西岡、ダニエルらマイアミOP組合せ<<>>日比野、サバレンカらマイアミOP組合せ<<予選2試合に勝利し「ATPマスターズ1000」初の本戦入りを果たした24歳の綿貫。この試合は予選勝者どうしの対戦となった。
この試合、綿貫は10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。ペールのブレークを2度に抑えた。リターンゲームでは11本ものダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないペールに対し、15度のブレークチャンスを創出し、そのうち4度ブレークに成功。1時間37分で勝利し2回戦へ駒を進めた。
綿貫は2回戦で第12シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のためティアフォーはこの試合が初戦となる。
また、マイアミ・オープンの男子シングルスには日本勢で第28シードの
西岡良仁と世界ランク97位の
ダニエル太郎が出場。西岡はシードのため2回戦から、ダニエルは1回戦で同72位の
A・リンデルクネシュ(フランス)と対戦したが、リンデルクネシュが途中棄権したため初戦を突破。日本勢は本戦入りした3選手が全員2回戦に駒を進めたことになる。
同日には世界ランク44位の
J・レヘチカ(チェコ)や同55位の
M・マクドナルド(アメリカ)、同62位の
A・マナリノ(フランス)らが2回戦進出を決めた。
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