21日から本戦が開幕する女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は20日、シングルス予選決勝が行われ、世界ランク138位の
日比野菜緒が第19シードで同106位の
M・フレッチ(ポーランド)を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで破り、本戦出場を果たした。
>>西岡、アルカラスら マイアミOP組合せ<<>>日比野、シフィオンテクら マイアミOP組合せ<<日比野は1月のタイ・オープン(タイ/ホアヒン、WTA250)で今季ツアー初白星を飾り、2回戦に進出した。先月行われたATXオープン(オースティン/アメリカ、ハード、WTA250)には予選から出場し、予選決勝で敗れるもラッキールーザーで今季3度目のツアー本戦に進出。1回戦で当時世界ランク67位の
A・カリンスカヤに4-6, 6-3, 2-6のフルセットで敗れていた。
日比野がマイアミ・オープンに出場するのは2年ぶり5度目で、これまで本戦で勝利はあげられていない。
2試合に勝利すると本戦出場権が得られるこの予選、日比野は1回戦で第9シードで世界ランク92位の
R・マサロヴァ(スペイン)を6-4, 6-1のストレートで下し初戦突破を果たした。
予選決勝、第1セットでは第3ゲームでブレークに成功した日比野。その後、2度ずつブレークを奪い合うとサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームをキープし、先行する。
続く第2セット、日比野はファーストサービスが入ったときに74パーセントの確率でポイントを獲得。第1・第2ゲームで互いにブレークを奪い合うと、その後はサービスキープが続きタイブレークにもつれ込む。4度のミニブレークに成功した日比野が1度目のマッチポイントをものにし、1時間58分で勝利した。
勝利した日比野は本戦1回戦で世界ランク68位の
D・コビニッチ(モンテネグロ)と対戦する。両選手は過去に2度対戦し、1勝1敗。直近では今年1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)1回戦で対戦しており、日比野は1-6, 4-6のストレート負けを喫している。
なお、今大会の第1シードは
I・シフィオンテク(ポーランド)、第2シードは
A・サバレンカ、第3シードは
J・ペグラ(アメリカ)、第4シードは
O・ジャバー(チュニジア)、第5シードは
C・ガルシア(フランス)、第6シードは
C・ガウフ(アメリカ)、第7シードは
M・サッカリ(ギリシャ)、第8シードは
D・カサトキナ。今大会のシード勢は1回戦免除のため2回戦からの登場となる。
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