女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第10シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が世界ランク76位の
K・ムチョバ(チェコ)を7-6 (7-4), 2-6, 6-4のフルセットで破り、同大会で初のベスト4進出を決めた。
>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<>>アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝を果たした世界ランク10位のルバキナ。シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦では世界ランク170位の
S・ケニン(アメリカ)を7-6 (8-6), 7-6 (7-5)、3回戦で第21シードの
P・バドサ(スペイン)を6-3, 7-5、4回戦で同66位の
V・グラシェバ(フランス)を6-3, 6-0のストレートで破り、2年連続のベスト8に進出した。
第1セット、互いに1度ずつのブレークを奪い合うとタイブレークに突入。タイブレークに入るとルバキナは3度のミニブレークに成功し、先行する。
しかし第2セット、序盤で3ゲーム連取を許したルバキナは第8ゲームで再びブレークを許し1セットオールに追いつかれる。ファイナルセット、1度ブレークに成功したルバキナは、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをキープ。2時間45分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトでルバキナのコメントを紹介している。
「今日はとてもタフだった。スタートはそれほど良くなかった。いつもより少し遅かった。カロリーナ(ムチョバ)は本当にいいプレーをしていた。そして、重要な場面で、私も良いプレーをした」
ルバキナは準決勝で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。それついては「考えないようにしている。コンディションが違うから。体調の良し悪しにも大きく左右されるしね。私は、こういうことに関しては現実的だわ」とコメント。
「もちろん、明日ベストを尽くせば勝てる可能性があることは分かっている。もし今日のように非常に早い展開になるようなことがあればもちろんチャンスは少なくなる。彼女は世界1位で非常に安定しているから。だからミスをする余地はあまりないと言えるわね」
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