男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は15日、シングルス準々決勝が行われ、第14シードの
F・ティアフォー(アメリカ)が第9シードの
C・ノリー(イギリス)を6-4, 6-4のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」初のベスト4進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<25歳のティアフォーは先月のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)とアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)ではベスト8進出し今大会に臨んだ。
今大会では初戦となった2回戦で世界ランク73位の
M・ギロン(アメリカ)を6-2, 6-2、3回戦で同75位の
J・クブラー(オーストラリア)、4回戦で同187位の
A・タビロ(チリ)を下し8強入り。
この試合ではファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得。ノリーに7度のブレークチャンスを許したものの2度のブレークに抑えた。リターンゲームではノリーのセカンドサービスから攻撃を展開し4度のブレークに成功して、1時間39分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには今季マッチ13勝目をあげた25歳のティアフォーのコメントが掲載された。
「僕は本当に幸せだよ。精神的に余裕があるときは、世界最高のプレーヤーの1人だと感じている。今日は準決勝に進むことだけが目的ではなく、あんなにいいプレーをしている選手に勝てたことが嬉しいんだ。ここに来て、彼をストレートで倒せたことは本当に良いこと。最後は少しトリッキーな展開になったけど、自分のプレーにとても満足している」
準決勝では第5シードの
D・メドベージェフと第23シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)のどちらかと対戦する。
一方、敗れた27歳のノリーは2021年10月に行われた同大会で優勝を飾っており、約1年5カ月ぶりの同タイトル獲得を狙っていたが準々決勝で姿を消すこととなった。
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