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オジェ 6度MP凌ぎポール撃破

フェリックス・オジェ アリアシム
フェリックス・オジェ アリアシム
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス4回戦が行われ、第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が第17シードのT・ポール(アメリカ)を3-6, 6-3, 7-6 (8-6)の逆転で破り、大会初のベスト8進出を果たした。

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これまで同大会では、2019年に記録した3回戦進出が最高成績だったオジェ アリアシム。今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク120位のP・マルティネス(スペイン)、3回戦で第27シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)を下し4回戦に進出した。

この日の第1セット、5度のブレークポイントを掴むも活かせなかったオジェ アリアシム。ポールに序盤で3ゲームを連取され、先行される。それでも続く第2セットではファーストサービスが入ったときに全てのポイントを獲得。安定したサービスゲームを展開するとリターンゲームでは1度のブレークに成功し、1セットオールとする。

迎えたファイナルセット、第1ゲームから3ゲーム連取を許したオジェ アリアシムだったが第5ゲームでブレークバックに成功。その後の第12ゲームでは0-40とされ、ブレークポイントとなるマッチポイントを3度握られるも守り切りタイブレークに突入。タイブレークではポールにリードを許し、3度のマッチポイントを握られるも凌ぎ、2時間46分の激闘を制した。

勝利したオジェ アリアシムは準々決勝で第1シードのC・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは4回戦で世界ランク56位のJ・ドレイパー(イギリス)と対戦したが、6-2, 2-0とリードした時点でドレイパーが棄権を表明したため勝ち上がりを決めた。

同日には第4シードのT・フリッツ(アメリカ)、第5シードのD・メドベージェフ、第10シードのC・ノリー(イギリス)、第11シードのJ・シナー(イタリア)、第14シードのF・ティアフォー(アメリカ)、第23シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が8強に駒を進めている。




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(2023年3月15日15時57分)



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