男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス4回戦が行われ、第10シードの
C・ノリー(イギリス)が第6シードの
A・ルブレフを6-2, 6-4のストレートで破り、3年連続のベスト8進出を決めた。
>>シナーvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<27歳のノリーは1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)と2月のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)で準優勝。また同月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)では優勝を果たしている。
ノリーは今大会5度目の出場で最高成績は2021年の優勝。今大会、シード勢は1回戦免除のため、初戦となった2回戦で世界ランク175位のウー・トンリン(台湾)を6-2, 6-4、3回戦で同103位の
ダニエル太郎を6-7 (5-7), 7-5, 6-2の逆転で破り、4回戦に進出。
ノリーは第1セット、ファーストサービスが入った時に83パーセントの確率でポイントを獲得。自身のサービスゲームで1度のブレークを許すも、リターンゲームでは3度のブレークに成功し31分で先行する。
続く第2セット、序盤で3ゲーム連取に成功したノリーは第7ゲームで再びブレークに成功する。しかし、サービングフォーザマッチとなった第8ゲームでブレークを許し、ゲームカウント5-4と追い上げられる。それでも2度目のサービングフォーザマッチで試合を締め括って、試合時間1時間18分でストレート勝ちをおさめた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでノリーのコメントを紹介している。
「今日は少し涼しかったので、ボールを打つ時間が長く感じられた。大事な場面でいいプレーができた。アンドレイ(ルブレフ)は簡単に勝てる相手ではないので、ストレートで勝てたのは本当にうれしかった」
「昨年の全米オープンで彼に負けたことからは、あまり得るものがなかった。その年の最悪の試合の1つだった。前回やったことがうまくいかなかったことで、もしかしたら今日彼は少しイライラしていたのかもしれない」
ノリーは準々決勝で第14シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。ティアフォーは4回戦で予選から勝ち上がった世界ランク187位の
A・タビロ(チリ)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第5シードの
D・メドベージェフ、第23シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が8強へ駒を進めた。

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