男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)が第30シードの
S・バエス(アルゼンチン)を6-1, 6-2のストレートで破り、3年連続4度目のベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<25歳のフリッツは先月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で今季初優勝。前週のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)では4強入りしている。
昨年大会では決勝で
R・ナダル(スペイン)をストレートで下して「ATPマスターズ1000」初のタイトルを獲得したフリッツ。その後も楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)などで優勝を飾り、今年には自己最高の世界ランク5位にまで浮上した。
今大会ではシード勢が1回戦免除のため、初戦となった2回戦で世界ランク41位の
B・シェルトン(アメリカ)を4-6, 6-4, 6-3の逆転で下し初戦を突破した。
この日、フリッツはファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。試合開始から4ゲーム連取に成功し第1セットを先取すると続く第2セットでは第1ゲームから5ゲームを連取し、1時間10分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフリッツのコメントを掲載。昨年王者としての出場に「他の大会と同じように受け止めようと思っている。だけど、1時間おきくらいにタイトルを防衛していることに気づかされるよ。それを忘れるのは難しいけど、ありのままの姿で受け止めようと思っている」と語った。
勝利したフリッツは4回戦で世界ランク84位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。フチョビッチは3回戦で同63位の
A・モルカン(スロバキア)を6-4, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第11シードの
J・シナー(イタリア)、第17シードの
T・ポール(アメリカ)、世界ランク100位の
S・ワウリンカ(スイス)らが16強に駒を進めている。
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