男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は4日にシングルス決勝が行われ、第3シードの
D・メドベージェフが第2シードの
A・ルブレフを6-2, 6-2のストレートで破り、マッチ14連勝で3週連続優勝を飾った。
>>メドベージェフらドバイ選手権 組合せ・結果<<メドベージェフは同大会に4年ぶり3度目の出場で、2017年の2回戦進出が最高成績。先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)とカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)で2週連続優勝を果たして今大会に臨んだ。
準々決勝では第8シードの
B・チョリッチ(クロアチア)に対して21ポイントを連取してストレート勝ち。準決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-4, 6-4のストレートで破り、3週連続の決勝進出を決めた。
一方、昨年大会覇者のルブレフは今大会、2回戦で世界ランク29位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に5度マッチポイントを握られながらも逆転勝ちで8強入り。準々決勝で世界ランク33位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、準決勝で第7シードの
A・ズベレフ(ドイツ)にストレート勝ちで2年連続の決勝進出を決めた。
メドベージェフとルブレフは7度目の対戦で、メドベージェフの4勝2敗。ここ2度の対戦ではルブレフに軍配が上がっており、直近では昨年のツアー最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の予選ラウンドロビンで対戦し、ルブレフが6-7(7-9), 6-3, 7-6(9-7)の逆転勝利をおさめている。
この試合、メドベージェフはサービスゲームでは9本のサービスエースを決めてルブレフに1度もブレークポイントを与えず。リターンゲームではルブレフのセカンドサービス時に71%(15/21本)の確率でポイントを獲得し、計4度ブレークに成功して1時間8分で通算18度目のタイトルを獲得した。
試合後のメドベージェフのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、3週連続の優勝について「今年の始めは完璧ではなかったので、驚きだ」と語った。
「テニスでは試合に勝てないときは疑心暗鬼になるものだ。今はただただ気持ちいい」
「とても戦術的な試合だった。アンドレイ(ルブレフ)のプレーがいつも皆んなを悩ませていることは分かっている。プレーする度に彼は僕を苦しめようとし、僕は彼を苦しめようとする。今日はなんとか僕がトップに立つことができたけど、次の試合はまた違う展開になるかもしれない」
メドベージェフとルブレフは8日に開幕するBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に出場する予定。
[PR]祝!国民栄誉賞!3/5(日)午後9:00 WOWOWで放送・配信
「国枝 慎吾 引退スペシャル ~俺は最強だ!~」■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・メドベージェフが「テニス」へ手紙「あなたに恋をした」・メドベージェフがジョコ撃破で決勝進出・メドベージェフ、マレー下し2週連続優勝■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング