男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は3日にシングルス準決勝が行われ、昨年覇者で第2シードの
A・ルブレフが第7シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-3, 7-6(11-9)のストレートで破って2年連続の決勝進出を決めた。
>>ジョコビッチvsメドベージェフ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチらドバイ選手権組合せ<<ともに25歳、同い年のルブレフとズベレフは6度目の対戦でこれまでズべレフが5戦5勝。2021年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)決勝以来、1年半ぶりの対戦を迎えた。
ルブレフは同大会に4年連続5度目の出場で、2022年がベスト4、昨年は大会初優勝を飾っている。今大会は準々決勝で世界ランク33位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-3, 7-6 (8-6)で破って準決勝に進出。
一方のズべレフは同大会に8年ぶり2度目の出場で、前回は1回戦で敗退。今大会は準々決勝で同67位の
L・ソネゴ(イタリア)を7-5, 6-4のストレートで破ってベスト4進出を果たした。
ともに今季初めてツアー4強入りのルブレフとズベレフの一戦は第1ゲームから16ポイントに及ぶ接戦となるも、最後はズベレフのダブルフォルトでルブレフがブレークを奪う。
第4ゲームでズベレフがブレークバックに成功するも、直後の第5ゲームでルブレフが再度ブレークに成功。ルブレフはさらに第9ゲームでもズベレフのサービスゲームを破って、第1セットを先取する。
第2セットは両者とも安定したサービスゲームを展開し、互いにブレークポイントを与えずにルブレフのゲームカウント6-5に。ルブレフは第12ゲームでマッチポイントを握るも、ズベレフがファーストサーブを入れてピンチを凌ぎ、タイブレークに突入する。
ルブレフは3度ミニブレークに成功してポイント6-4とマッチポイントを握るもズベレフが粘る。それでもルブレフは6度目のマッチポイントを決めて、過去5連敗のズベレフから初勝利をあげて決勝へ進出した。
ルブレフは決勝で、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第3シードの
D・メドベージェフの勝者と対戦する。
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