男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)は23日、第2シードの
J・シナー(イタリア)とワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク118位 の
A・フィス(フランス)の2回戦が予定されていたが、シナーが試合前に棄権したため18歳のフィスは2大会連続でツアー8強入りが決まった。
>>メドベージェフら カタールOP組合せ・結果<<>>アルカラスら リオOP組合せ・結果<<フィスは2021年に16歳でジュニア世界ランク3位を記録し、同年の全仏オープン・ジュニア(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でシングルス準優勝を飾った。
フィスがツアー大会本戦に出場するのは今大会が3度目。今シーズンは下部大会のATPチャレンジャーに2度出場し、優勝と準優勝を飾って年初の世界ランク251位から大きく上昇。そして前々週の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)では1回戦で
R・ガスケ(フランス)、2回戦で
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、3回戦で
Q・アリス(フランス)を破って4強入り。準決勝でシナーに敗れるもツアー出場2大会目でベスト4進出をおさめた。
今大会は1回戦で世界ランク97位の
R・サフィウリンを6-4, 6-3のストレートで破って2回戦に進出。シナーの棄権により準々決勝進出が決まった。
フィスは準々決勝で、世界ランク105位の
S・ワウリンカ(スイス)と対戦する。ワウリンカは2回戦で第7シードのガスケを4-6, 7-5, 6-2の逆転で破り、2週連続のベスト8進出を決めている。
同日に行われたシングルス2回戦では、第1シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第3シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第4シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)がそれぞれ勝利し8強入り。このほか世界ランク69位の
M・イメル(スウェーデン)が、第6シードの
D・ゴファン(ベルギー)の棄権により勝ち上がっている。
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