男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は10日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク163位の18歳
A・フィス(フランス)(フランス)が同70位の
Q・アリス(フランス)を7-6(7-3), 6-3のストレートで破り、ベスト4進出を決めた。
>>西岡、ダニエルら デルレイビーチOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<フィスは2021年に16歳でジュニア世界ランク3位を記録し、同年の全仏オープン・ジュニア(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でシングルス準優勝を飾った。
フィスがツアー大会本戦に出場するのは2022年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)に続き、今大会が2度目。今シーズンは下部大会のATPチャレンジャーに2度出場し、優勝と準優勝を飾って年初の世界ランク251位から大きく上昇している。
今大会、1回戦で世界ランク45位の
R・ガスケ(フランス)を7-5, 7-5のストレートで破ってツアー初白星をあげると、2回戦では第4シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-3, 6-4で破り、ベスト8進出を果たした。
フィスとアリスは2度目の対戦で、昨年チャレンジャー大会で対戦し、アリスが6-7(5-7), 7-6(7-5), 6-4の逆転勝ちをおさめていた。
この試合、互いにサービスゲームをキープしてタイブレークに突入すると、6ポイントを連取したフィスが第1セットを先取する。
続く第2セット、フィスが第2ゲームでこの試合唯一のブレークを奪ってリードを守り、1時間21分で準決勝進出を決めた。
現地11日に行われる準決勝で、フィスは第2シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準々決勝で世界ランク56位の
L・ソネゴ(イタリア)との同国対決を6-4, 6-2のストレートで破っての勝ち上がり。
もう一方の準決勝では、第1シードのH・ルーネと世界ランク51位の
M・クレッシー(アメリカ)が決勝進出をかけて対戦する。
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