男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は11日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク56位の
L・ソネゴ(イタリア)との同国対決を6-4, 6-2のストレートで破り、大会初白星を飾るとともにベスト4進出を果たした。
>>西岡、ダニエルら デルレイOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<今大会が2年ぶり3度目の出場となるシナーは過去2大会では初戦敗退を喫している。今大会、上位4シードは1回戦免除のため初戦となった2回戦では世界ランク69位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)と顔を合わせる予定だったが、試合前に棄権を表明したため8強入りを決めた。
イタリア人対決となったこの日の第1セット、シナーが第3ゲームで先にブレークに成功。直後の第4ゲームでブレークバックを許したものの、第5ゲームで2度目のブレークを奪い、先行する。続く第2セットではファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。1度もブレークチャンスを与えることなく、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、1時間35分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載し「彼(ソネゴ)のことはよく知っている。デビスカップで一緒にプレーしたこともあるよ。とてもいい選手であり、謙虚な人。大会の最初から一緒に練習していたので、準々決勝で対戦するのは不運だったけど、勝ち上がれてとてもうれしいね」と語った。
勝利したシナーは準決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク163位の
A・フィス(フランス)(フランス)と対戦する。フィスは準々決勝で同70位の
Q・アリス(フランス)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
フィスについてシナーは「彼(フィス)のプレーは、この大会で見たよ。フィジカル的にはとても強いね。彼は自身のゲームをとてもよく理解している。今年、とても良いスタートを切ったので面白い試合になることは間違いないだろうね」と述べている。
同日には第1シードのH・ルーネと世界ランク51位の
M・クレッシー(アメリカ)が4強に駒を進めている。
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