男子テニスのデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)は18日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
T・フリッツ(アメリカ)が世界ランク56位の
M・マクドナルド(アメリカ)を6-3, 7-6 (8-6)のストレートで破り、今季初優勝とキャリア6勝目に王手をかけた。
>>メドベージェフvsシナー 1ポイント速報<<>>メドベージェフら ロッテルダム組合せ・結果<<前週のダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)に出場し4強入りした世界ランク7位のフリッツ。今大会、上位4シードは1回戦免除のため初戦となった2回戦では同94位の
E・ゴメス(エクアドル)、準々決勝では59位の
A・マナリノ(フランス)をそれぞれストレートで下して4強入りを決めた。
この日、フリッツはファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。試合開始から5ゲーム連取に成功し、第1セットを先取する。続く第2セットでは先にブレークを許すもブレークバックに成功し、タイブレークへ。いきなり3ポイント連取を許したフリッツだったが、その後は着実にミニブレークを返すと2度目のマッチポイントをものにし、1時間34分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフリッツのコメントを掲載し「本当に良い感じ。前回の試合の後にも言ったんだけど、ここに来てからは試合を重ねるごとにプレーが良くなっているよ。勝ててうれしいし、決勝で戦うのが好きなんだ。だから、明日はいいプレーができると思うよ」と語った。
勝利したフリッツは決勝で第4シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)と対戦する。キツマノビッチは準決勝で世界ランク113位の
R・アルボット(モルドバ)を7-6 (10-8), 3-6, 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。
フリッツとキツマノビッチは過去3度対戦し、フリッツの2勝1敗。直近では昨年4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)4回戦で対戦しており、キツマノビッチが3-6, 6-1, 6-4のストレート勝ちを収めている。
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