男子テニスのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)は14日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク99位の
D・ティーム(オーストリア)が第7シードの
A・モルカン(スロバキア)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り、今季初白星を飾るとともに初戦突破を果たした。
>>西岡vsマクドナルド 1ポイント速報<<>>西岡、ダニエルら デルレイOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<過去に3度出場し2016年と2018年に優勝を飾っている元世界ランク3位のティーム。今大会はベスト4に進出した2019年以来4年ぶりの出場となった。また、今季は1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で予選敗退、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初戦敗退、国別対抗戦デビスカップの2試合でも敗れ、初勝利を飾れていなかった。
この日の第1セット、互いにサービスキープが続くとティームが第11ゲームでブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった直後の第12ゲームでブレークバックを許しタイブレークに突入する。それでも序盤で3度のミニブレークに成功し、先行する。
続く第2セットではファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得したティーム。1度もブレークチャンスも与えず、終盤で3ゲーム連取に成功し1時間44分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにティームのコメントを掲載し「いい試合だった。ここブエノスアイレスがとても好きなんだ。練習の段階で既に、調子が良かったんだ」と語った。
「1回戦でとても良い相手に勝つことができた。試合中はずっと集中していたし、難しい場面もあった。だから、勝ててうれしいね。2回戦でも頑張りたい」
勝利したティームは2回戦で予選勝者で世界ランク101位の
JP・ヴァリジャス(ペルー)と対戦する。ヴァリジャスは1回戦で同142位の
J・ソウサ(ポルトガル)を6-2, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第5シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)、世界ランク76位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)、同82位のT・マルティン・エチェベリーらが2回戦に駒を進めている。
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