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侵攻後初の母国へ「つらい」

エリーナ・スイトリナ
スイトリナ(画像は2022年)
画像提供: ゲッティイメージズ
女子テニス協会のWTA公式サイトは9日、元世界ランク3位のE・スイトリナ(ウクライナ)のコメントを掲載。昨年2月にウクライナがロシアに侵攻されてから初めて母国に戻ったことに触れ、自身の行動やその意義について語っている。

シングルスキャリアで16個のトロフィーを獲得し、四大大会では2019年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト4入りを果たしている28歳のスイトリナ。

現在はG・モンフィス(フランス)との間に昨年10月に誕生した第一子を育てながら、ツアー復帰のためトレーニングを積んでいる。また、母国ウクライナの支援も継続的に行っており、同国大統領のボロディミル・ゼレンスキー氏が設立した財団「United 24」の大使としての活動もしている。

WTAの公式サイトは、今週スイトリナが昨年2月以来初めて帰国したとして、ゼレンスキー氏と会談も行ったと報じた。

また、首都キーウ滞在中には市内の産科病院を訪問し発電機を寄付。スイトリナはこの訪問中、妊娠が判明した直後からウクライナ侵攻が始まったことを思い出したと明かした。

「そのことは私にとって非常に大きなストレスだった。当時はまだツアーに参加していて、いくつかの大会に出場していた。集中できるわけがない。普通に生活することができなかった。とてもつらい時期だった。産院を訪れて、自分がどんな思いをしてきたか、女性たちがどれだけ強いか、本当に思い知らされたの」

そして今回の母国への訪問期間中、自身の子どもと初めて長期間離れているとも語った。

「もちろん一緒にいたい。でも、私にはウクライナの人々のために無償で行う大きな使命があるの」

スイトリナは子育てとウクライナへの継続的な支援など数多くの事柄を進めながら、目標としている今年4月のツアー復帰に向けて準備を進めている。




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(2023年2月10日15時49分)



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