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サバレンカ「人生最高の日」

アリナ・サバレンカ
優勝を果たしたサバレンカ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日、女子シングルス決勝が行われ、第5シードのA・サバレンカが第22シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、悲願の四大大会初制覇を成し遂げた。試合後の会見では「人生の中で最高の日」と喜びを噛み締めた。

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決勝戦、第1セットでは第3ゲームで40-0からブレークを許し落としたサバレンカだったが、第2セットでは第1ゲームで訪れた2度のピンチを凌ぐと第4ゲームで先にブレーク。この日初めてリードを奪い、挽回を許さずにセットカウント1-1に追いつく。

ファイナルセットは互いに譲らずサービスゲームのキープが続く。迎えた第7ゲームでは最後にスマッシュを決めサバレンカが均衡を破るブレークに成功。そのリードを守り切ったサバレンカがサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなる第10ゲームをキープし2時間28分の熱戦を制して悲願のトロフィーを手に入れた。

24歳のサバレンカは四大大会シングルスで初のタイトルを獲得となった。ダブルスでは2019年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)と2021年の全豪オープンで優勝を経験しているため、単複合わせて3度目の制覇となる。

試合後の会見では「今感じていることを説明するのは難しい。ただ、とても幸せ。超ハッピー。誇らしい。どう説明したらいいのかわからない。ただただ最高の...人生最高の日。私の人生の中で最高の日なの」と語った。

「最後のゲーム(第10ゲーム)はもちろん緊張した。でも、自分に言い聞かせたの『最後の1点まで頑張らなければならない』って。タフなゲームだった。でも、すべての感情を処理し、この試合に勝つことができたからとてもうれしい」

「本当に最高の試合だったと思う。そう言える試合。彼女(ルバキナ)は信じられないようなテニスをしました。私は勝つために一生懸命戦った。テニスは素晴らしかったと思う。簡単な試合ではなかったから、本当にうれしい。この戦いは本当に楽しかった」

最後にサバレンカは自身が未だ到達していない世界ランク1位になることへの挑戦について語った。現時点では自己最高2位で、2021年8月に記録している。

「もちろん、私たちは選手はみんな同じ目標を持っている。勝利すること。グランドスラムを達成すること。でも、いまそれは私のリストの最後ではないかもね」

一方、惜しくも逆転負けで敗れたルバキナは昨年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に続く2度目の四大大会制覇とはならなかった。

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