テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は19日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードの
C・ルード(ノルウェー)は世界ランク39位の
J・ブルックスビー(アメリカ)に3-6, 5-7, 7-6 (7-4), 2-6で敗れ、3回戦進出とはならなかった。前日には第1シードの
R・ナダル(スペイン)も2回戦で敗れており、全豪オープンにおいてトップ2シードが2回戦までに姿を消すのは2002年以来21年ぶりの波乱となった。
>>西岡vsマクドナルド 1ポイント速報<<>>西岡、ジョコビッチ、メドベージェフら全豪OP男子 組合せ<<四大大会初制覇を狙う24歳で世界ランク3位のルードはこの試合、ベースライン後方からストロークを展開するも、ブルックスビーとの打ち合いで押され第7ゲームで先にブレークを許す。その後も第1セットだけで15本のアンフォースドエラーを犯したルードは第9ゲームでもブレークされ先行される。
第2セットでは徐々に流れを掴んだルードが第3ゲームでこの日初のブレークに成功。しかし直後の第4ゲームでブレークバックを許すと5-6で迎えた第12ゲームで痛恨のブレークを奪われセットカウント0-2と崖っぷちに追い込まれる。
第3セット、第2ゲームでブレークされリードされるも、第3ゲームでブレークバック。しかし、第6ゲームではラリー戦を落とし再び突き放される。ゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームではブルックスビーのサービング・フォー・ザ・マッチとなるが、3度のマッチポイントを防ぎ土壇場でブレークバックに成功。タイブレークに突入する。
タイブレークでは序盤4ポイントを連取し圧倒、疲れの見えるブルックスビーに対し安定したプレーを見せセットカウント1-2と反撃を開始。セットポイントを決めた際にはガッツポーズをし観客に復活をアピールした。
しかし、第4セットでは第1・第3ゲームでブレークを許し万事休す。第4ゲームで1度ブレークを返したものの、直後の第5ゲームではラブゲームでこのセット3度目となるブレークを奪われる。その後は挽回することができず、3時間54分で力尽きた。
ルードは昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準優勝。悲願の四大大会初制覇を目指し出場していた。今大会で優勝を果たすと、大会終了後の世界ランクで自身初の1位に浮上するチャンスがあったが、2回戦で姿を消すこととなった。
全豪オープンでトップ2シードが2回戦までに敗れるのは、2002年に
L・ヒューイット(オーストラリア)と
G・クエルテン(ブラジル)が揃って1回戦で姿を消して以来21年ぶりのこととなる。
勝利したブルックスビーは3回戦で世界ランク35位の
T・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは2回戦で第30シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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