テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は大会初日の16日に男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク94位の
ダニエル太郎が同310位の
E・エスコベド(メキシコ)を7-5, 6-2, 3-6, 6-3で破り、2年連続3度目の初戦突破を果たした。
>>西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ<<>>シフィオンテクら全豪OP女子 組合せ<<ダニエルは今季開幕戦となったアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)、前週のASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)に予選から出場したが、いずれも本戦入りを逃していた。
10年連続10度目の全豪オープン出場となるダニエルは、昨年は2回戦で元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで破って自己最高の3回戦進出を果たした。
この日の第1セット、ダニエルは第7ゲームで先にブレークに成功。直後の第8ゲームでブレークバックを許したものの、第10ゲームから3ゲーム連取に成功し、先行する。
続く第2セットでは17本のウィナーを決めるなど主導権を握ったダニエル。第1ゲームから4ゲーム連取に成功し、セットカウント2-0とリードを広げる。
しかし、第3セットでは序盤で3ゲーム連取を許すとリターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めず、セットカウント2-1と追い上げられる。
それでも第4ゲームでブレークに成功したダニエル。その後のサービスをキープし、3時間14分で勝利した。
勝利したダニエルは2回戦で第20シードの
D・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは1回戦で世界ランク81位の
D・ラヨビッチ(セルビア)を6-4, 4-6, 6-4, 6-1で下しての勝ち上がり。
また同日には第31シードの
西岡良仁、世界ランク138位の
綿貫陽介が登場し、いずれもストレート勝ちで初戦突破。女子では同116位の
内島萌夏が出場したが、同41位の
B・ペラ(アメリカ)に6-2, 3-6, 1-6のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。
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