16日に開幕するテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に第1シードとして出場する世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)が14日、大会前の会見に登場。今季初勝利を挙げられていないこと、昨年王者として出場することについて語った。
>>西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ<<>>シフィオンテクら全豪OP女子 組合せ<<36歳のナダルは2023年シーズンの開幕戦、国別対抗戦ユナイテッド・カップ(オーストラリア/ブリスベン、パース、シドニー)にスペイン代表として出場。しかし、第1戦のイギリス戦では世界ランク14位の
C・ノリー(イギリス)に、第2戦のオーストラリア戦では同24位の
A・デ ミノー(オーストラリア)に、いずれも逆転負けを喫した。
今季初勝利をかけて出場する今大会では1回戦で世界ランク40位の
J・ドレイパー(イギリス)と対戦する。会見に登場したナダルは今季ここまでの2試合を振り返るとともに、初対戦となるこの一戦に向けて次のように語った。
「シード選手の中ではタフな1回戦のひとつだろうね。彼(ドレイパー)は若く、パワフルで、非常に速く成長し、いいプレーをしている。大会に出場するにあたって、僕にとって大きなチャレンジになると思う。彼がいいプレーをしているのは知っている。彼はポジティブな結果を残しているし、素晴らしいキャリアを送っている。僕はその1回戦のために準備をするよ」
「いつもより多く負けているけど、その状況を受け入れるしかない。勢いを勝利という形でもたらし、もう一度、自信をつけなければならないね。でも、いつもより負けているのは事実だ。もちろん、昨年起こったこと、直面したすべての状況について話すことはできる。でも、実際のところ、僕は例年以上に負けている。それが事実なんだ。それを受け入れて、勝利のために戦うしかない。今年の最初の2試合は、それほど悪いプレーではなかった。2人の素晴らしい相手に負けたけれど、どちらも勝つチャンスはあった。僕はすでに3週間ここにいて、最高の選手たちと練習してきた。それはとても役に立っている。月曜日に何が起こるか分からないけど、個人的な感触としては間違いなく3週間前より良くなっていると思う」
昨年大会、ナダルは決勝で
D・メドベージェフを2-6,6-7 (5-7),6-4,6-4,7-5の逆転フルセットで破り、2009年以来13年ぶり2度目の優勝を果たすとともに四大大会21度目の優勝を達成した。
ナダルはこのことについて「スポーツは速い。昨年起こったことは、もう過去のことだ。でも、スポーツ、特にテニスのようなスポーツでは人々は勝利を覚えてくれている。昨年起こったことは、僕の心や記憶に永遠に残るだろうね。僕のテニスキャリアの中で間違いなく最も感動的な勝利の1つだ。長い怪我から復帰したことで、いろいろな感情が生まれたよ。人々の愛や、ここロッド・レーバー・アリーナでの決勝戦の雰囲気は、私にとって忘れられないものになった」とコメントしている。
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