男子テニスのエルステ・バンク・オープン（オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500）は２７日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク３２位のＧ・ディミトロフ（ブルガリア）が第３シードのＡ・ルブレフを6-3, 6-4のストレートで下し、今季ツアー５度目のベスト８進出を果たした。

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ディミトロフは前週行われたストックホルム・オープン（スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250）の１回戦で、世界ランク７８位のＪ・レヘチカ（チェコ）に逆転で敗れ初戦敗退となっていた。

今大会では１回戦で世界ランク６６位のＴ・モンテイロ（ブラジル）を6-3, 6-4のストレートで破り勝ち上がった。この試合、ディミトロフは序盤で２ゲームを連取するも第３ゲームでブレークバックを許す。それでも直後の第４ゲームから再び２ゲーム連取に成功し、３２分で第１セットを先取する。

続く第２セット、ディミトロフは１度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは第５ゲームでブレークを奪い、このリードを守って１時間１１分で準々決勝進出を決めた。

準々決勝では世界ランク５８位のＭ・ギロン（アメリカ）と対戦する。ギロンは２回戦で第７シードのＣ・ノリー（イギリス）を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には、第１シードのＤ・メドベージェフ、第５シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）、６シードのＪ・シナー（イタリア）らが８強へ駒を進めた。

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