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ティーム崖っぷちから勝利

ドミニク・ティーム（ヒホンOP）

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスのエルステ・バンク・オープン（オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500）は２５日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク１１３位のＤ・ティーム（オーストリア）が同３０位のＴ・ポール（アメリカ）を2-6, 7-6(7-2), 7-6(8-6)の逆転で破り、初戦を突破した。

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ティームは過去１敗のポールに対して、試合開始から４ゲーム連取を許して第１セットを奪われる。第２セットに入ると両者サービスゲームをキープしてタイブレークに突入すると、ティームが３度ミニブレークに成功して１セットオールとする。

迎えたファイナルセット、ティームは第２ゲームで先にブレークを許してゲームカウント2-5とリードされるも第９ゲームでブレークバックに成功して、勝負の行方はタイブレークに持ち込まれる。タイブレークに入るとティームがポイント3-0と先行するも、ポールが逆転して4-6でマッチポイントを掴む。

崖っぷちに追い込まれたティームは、このピンチから４ポイントを連取して逆転勝ちを決めた。

勝利したティームは２回戦で、第１シードのＤ・メドベージェフと世界ランク９４位のＮ・バシラシヴィリ（ジョージア）の勝者と対戦する。

同日に行われた１回戦では、第５シードのＨ・フルカチュ（ポーランド）、第７シードのＣ・ノリー（イギリス）、世界ランク１９位のＤ・シャポバロフ（カナダ）、同２６位のＤ・エヴァンス（イギリス）、同３２位のＧ・ディミトロフ（ブルガリア）、同４３位のE・ルースブオリ（フィンランド）が２回戦へ駒を進めている。

※訂正2022/10/26 10:12
本文中の誤表記を修正しました。