男子テニスのFILA ソウルオープン・チャレンジャー(韓国/ソウル、ハード、ATPチャレンジャー)は11日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク455位の
中川直樹が第3シードの
A・ポピリン(オーストラリア)を3-6, 7-5, 7-6 (8-6)の逆転で破り、初戦突破を果たすとともにチャレンジャー大会の本戦で通算2度目の白星を挙げた。
9月のテニス・オハイオ・チャンピオンシップス(アメリカ/コロンバス、ハード、ATPチャレンジャー)では予選2試合を勝ち抜き本戦に出場。1回戦で世界ランク337位のE・クラーク(アメリカ)をストレートで破り、チャレンジャー大会の本戦で初白星を挙げていた。
この試合の第1セット、序盤で3ゲームを連取された中川。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴むことができず、先行を許す。それでも続く第2セットでは終盤となった第12ゲームでブレークに成功し、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。中川は3度目のマッチポイントをものにし、2時間30分の激闘を制した。
勝利した中川は予選勝者で世界ランク226位のリー・トゥ(オーストラリア)と対戦する。トゥは1回戦で同163位の
内田海智を6-4, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には中川と内田に加えて、予選を通過した世界ランク213位の
守屋宏紀と同407位の
望月慎太郎が出場。守屋は既に1回戦を終えており、世界ランク127位の
J・ミルマン(オーストラリア)に3-6, 1-6のストレートで敗れている。
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