男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)は9日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)が第4シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を7-6(7-3), 7-6(7-2)で破り、今季3度目の優勝を飾った。
>>楽天OP 組合せ・結果<<>>ジョコビッチvsチチパス決勝 1ポイント速報<<ともに楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス初優勝を狙う両者。準決勝で、ティアフォーは世界ランク120位の
クォン・スンウ(韓国)を、フリッツは第7シードの
D・シャポバロフ(カナダ)をフルセットで下して勝ち上がった。
ティアフォーとフリッツは6度目の顔合わせでフリッツの4勝1敗。直近の対戦は8月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)2回戦で、そのときはフリッツがフルセットで勝利した。
第1セット、ティアフォーが第3ゲームで先にブレークを奪うも、直後の第4ゲームでフリッツがブレークバックに成功する。フリッツがゲームカウント5-4で迎えた
第10ゲームでセットポイントを握るも、ティアフォーがこれを凌ぐ。さらに第12ゲームでもフリッツがセットポイントを掴むも決めきれず、タイブレークに突入する。
タイブレークではフリッツが2ポイント目でミニブレークを奪い、ティアファーの追撃を許さず第1セットを先取する。
第2セット、フリッツが第3、第5ゲームで2度ずつブレークポイントを掴むもティアフォーが凌ぐ。両者ともサービスキープが続き、2セット連続でタイブレークにもつれこむ。
フリッツはタイブレークの1ポイント目でミニブレークに成功し、リードを広げて楽天ジャパンオープン初優勝を決めた。この優勝により、フリッツは10日に更新されるATP世界ランキングで、キャリアハイの8位に浮上する。
一方のティアフォーは、2018年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)以来、4年8ヶ月ぶりとなる通算2度目のツアー優勝はならなかった。
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