男子テニスの楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)は5日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク41位の
西岡良仁は同33位の
M・キツマノビッチ(セルビア)に6-2,6-7 (1-7),2-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。
>>キリオスら楽天OP組み合わせ<<>>西岡/内田 vsキリオス/コキナキス 1ポイント速報<<新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3年ぶりの開催となった同大会。西岡は同年の2回戦進出が最高成績となっている。今大会は前週のユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)で自身2度目のツアー優勝を飾り、勢いに乗った状態でホームの大会に登場した。
第1セット第2ゲームでは、ドロップショットをネットにかけ先にブレークを許す立ち上がりとなる。それでも直後の第3ゲームでは、フォアハンドのウィナーを放つなどで2度のブレークバックのチャンスを握る。1度は追いつかれたものの、再びフォアハンドウィナーを決めリードし、最後はラリー戦を制してブレークバックに成功した。
第4ゲームではまたもブレークチャンスを与えるも、ドロップショットなどが決まりこれをセーブ。すると流れが西岡に傾き始め、第5ゲームでは鋭いリターンからスマッシュを放つなどポイントを重ねていく。迎えたブレークポイントではキツマノビッチのバッグハンドがネットに当たったあとアウトになりブレーク。西岡がリードすることに成功する。その後はネットプレーやドロップショットなどを織り込んだプレーでキツマノビッチを翻弄。挽回のチャンスすら与えず6ゲームを連取して第1セットをものにした。
第2セット、序盤は互いのサービスゲームキープが続くなか、第6ゲームでは4ポイントを連取されラブゲームでブレークを許す。しかし、キツマノビッチのサービング・フォー・ザ・セットとなったゲームカウント4-5で迎えた第10ゲーム、土壇場でブレークバックし追いつくと、タイブレークに突入。ここではキツマノビッチに押し込まれ1-5となった時点でラケットを放り投げてしまう。そのまま2ポイントを連取されセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットでは西岡がキツマノビッチの勢いを止められず第1ゲームで先にブレークを許すと、その後も単発ではポイントを獲得できるも、流れを変えるには至らず4ゲームを連取され万事休す。2時間10分で敗北した。
勝利したキツマノビッチは2回戦で、第8シードで世界ランク25位の
D・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは1回戦で世界ランク86位の
R・アルボット(モルドバ)に6-7(3-7), 6-1, 6-4の逆転勝ちで初戦を突破している。
また、西岡は同日、
内田海智とのペアでダブルスにも出場予定。1回戦で第1シードの
N・キリオス(オーストラリア)/
T・コキナキス(オーストラリア)組と対戦する。
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