男子テニスのサンディエゴ・オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、ATP250)は25日、シングルス決勝が行われ、第5シードの
B・ナカシマ(アメリカ)が第3シードの
M・ギロン(アメリカ)を6-4,6-4のストレートで破り、ツアー初優勝を果たした。
サンディエゴ出身で21歳のナカシマは今大会に家族や友人らが多数観戦に訪れるなか、勝利を重ね決勝に進出。最後は同じくツアー初制覇を狙うギロンとの一戦となった。
決勝戦、第1セットでナカシマは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。ギロンに1度もブレークチャンスを与えることなく先行する。
第2セットに入っても主導権を離さなかったナカシマは第1ゲームで先にブレークを奪いリードする。第4ゲームでは3度のブレークポイントを凌いだものの、4度目を決められブレークバックを許すが、直後の第5ゲームでこの日3度目となるブレークに成功。1時間25分で念願のツアー初タイトルを手にした。
試合後、コートサイドで家族らと喜びを分かち合ったナカシマ。オンコートインタビューでは「地元で初めてのATPタイトル。ここで初めてのタイトルを獲ることができるなんて、信じられないよ。今夜は素晴らしい雰囲気のなか応援に来てくれてありがとう」と語った。
ジュニア時代から対戦があったギロンとの顔合わせとなった決勝戦についてナカシマは「今日の試合は、スコアがどうであれタフな展開になることはわかっていた。簡単にはいかないと思っていたよ。1ゲーム1ゲーム戦わなければならなかった。第2セットの最初のほうは、何度か厳しいゲームになった。サーブを失ってしまったけど、次のゲームではうまく立て直せたと思う」と話した。
一方、29歳のギロンは単複通じてキャリア初のATPツアー決勝の舞台だったが、この日はあと一歩のところで敗北となった。
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