テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は９日、男子シングルス準決勝が行われ、第５シードのＣ・ルード（ノルウェー）が第２７シードのＫ・ハチャノフを7-6 (7-5), 6-2, 5-7, 6-2で破り、大会初の決勝進出を果たした。

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今回が５年連続の出場となるルード。今大会では１回戦で世界ランク６０１位のＫ・エドモンド（イギリス）、２回戦で同１１７位のＴ・ファン・ライトーフェン（オランダ）、３回戦で第２９シードのＴ・ポール（アメリカ）、４回戦で世界ランク１１２位のＣ・ムーテ（フランス）、準々決勝で第１３シードのＭ・ベレッティーニ（イタリア）を下して勝ち上がった。

この試合の第１セット、互いに２度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。序盤で１度のミニブレークに成功したルードが最終ポイントではロングラリーをものにし先行する。

続く第２セットでは１１本のアンフォーストエラーを犯したハチャノフに対し、ルードは２本に留めるなど安定したプレーを披露。序盤で５ゲーム連取に成功するとサービング・フォー・ザ・セットとなった第８ゲームをラブゲームでキープし、セットカウント２－０と勝利に王手をかける。

しかし、第３セット、互いにサービスキープが続いたものの第１２ゲームでブレークを許し、セットカウント２－１とされる。

それでも第４セットでは第２ゲームから５ゲーム連取に成功したルード。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第８ゲームをラブゲームでキープし、２時間５９分で勝利した。

勝利したルードは決勝で第３シードのＣ・アルカラス（スペイン）と第２２シードのＦ・ティアフォー（アメリカ）の勝者と対戦する。

一方、敗れたハチャノフは四大大会初の決勝進出とはならなかった。

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