男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は12日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が世界ランク37位の
N・キリオス(オーストラリア)を7-6 (7-4),6-7 (5-7), 6-1のフルセットで破り、初のベスト4進出を果たした。
>>ナショナル・バンクOP 男子の組合せ・結果<<>>ナショナル・バンクOP 女子の組合せ・結果<<世界ランク10位のフルカチュは昨年大会では
錦織圭、
N・バシラシヴィリ(ジョージア)を破り8強入りを決めたものの、準々決勝で
D・メドベージェフに逆転負けを喫していた。
この試合の第1セット、互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功したフルカチュが先行する。続く第2セットでも両選手ともブレークを許さず再びタイブレークへ。キリオスに2度目のセットポイントをものにされ、1セットオールとされる。
迎えたファイナルセット、フルカチュはファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得。第2・第5ゲームでブレークに成功し、1時間46分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフルカチュのコメントを掲載し「ニック(キリオス)はこの数週間、素晴らしいテニスを披露してくいたので対戦できたことをうれしく思う。ファンの皆さんにも楽しんでもらえたと思うし、結果に満足している」と語った。
「スタートはとてもよかった。ニックは少し怪我をしていて、それがサーブに影響したのかもしれないね。お互いにサーブがうまいから、それが勝負の分かれ目になる」
勝利したフルカチュは準決勝で第4シードの
C・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは準々決勝で第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-1, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
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