テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク37位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を7-6(7-4), 6-4, 5-7, 2-6, 7-6(10-8)のフルセットで破り、自身初の2回戦進出を決めた。
>>ジョコビッチらウィンブルドン男子 組合せ<<>>シフィオンテクらウィンブルドン女子 組合せ<<これまでウィンブルドンで本戦未勝利のダビドビッチ フォキナ。対するフルカチュは昨年4強入りを果たし、前週行われたテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)では決勝で王者
D・メドベージェフをわずか63分で退けてキャリア5勝目を挙げていた。
第1セットをタイブレークの末に奪ったダビドビッチ フォキナは、第2セットの第10ゲームでブレークに成功して2セット先取する。
ダビドビッチ フォキナは第3セット、ゲームカウント5-3と王手をかけるもフルカチュが4ゲーム連取に成功。試合の流れはフルカチュに傾き、第4セットでは2度ブレークに成功し、2セットオールの振り出しに戻す。
迎えたファイナルセット、ダビドビッチ フォキナはゲームカウント3-5と追い詰められるもタイブレークに持ち込み、3時間28分の熱戦の末に勝利を掴んだ。
試合後、ダビドビッチ フォキナは「どうやってこの試合に勝てたのかわからない」と語った。
「彼は第5セットで5-4とリードして、ニューボールでサーブを迎えていた。 僕は『よし、リターンを入れてどうなるか見てみよう』と思ったんだ」
「苦しい試合だったので、今日の勝利はとても嬉しいよ。昨年準決勝に進出したフルカチュを芝で破ったことは、自分にとって大きな自信になった。とても嬉しいよ」
「これはとても意味のあることだ。トップ10と対戦して勝てなかった試合がたくさんあったんだ。この芝生では、誰にでも勝てるということを証明できた」
勝利したダビドビッチ フォキナは2回戦で、世界ランク68位の
J・ヴェセリ(チェコ)と対戦する。
また同日に行われた1回戦では、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第3シードの
C・ルード(ノルウェー)、第5シードの
C・アルカラス(スペイン)、第9シードの
C・ノリー(イギリス)、第10シードの
J・シナー(イタリア)らが初戦を突破した。
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