男子テニスのEFG スイス・オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)は22日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク274位の
D・ティーム(オーストリア)が同115位のJ・パブロ・バリジャス(ペルー)を6-4, 6-3で破り、1年2ヶ月ぶりのツアー4強入りを果たした。
元世界ランク3位のティームは前週のノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)では1回戦で
E・ルースブオリ(フィンランド)、2回戦で第4シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を破り、準決勝に進出した昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)以来となるツアー8強に駒を進めていた。
今大会では1回戦で第7シードの
H・ガストン(フランス)を逆転で破ると、2回戦では同125位の
F・デルボニス(アルゼンチン)をストレートで退けて2週連続で8強入りを果たす。
初顔合わせとなったパブロ・バリジャスとの一戦、第1セットはティームが2度のブレークに成功して先取する。
第2セット、第1ゲームでブレークを奪ったティームは第5ゲームでもブレークに成功。ティームは第8ゲームでバリジャスにブレークバックを許すも、第9ゲームで再びブレークを奪って1時間46分で勝利を手にした。
ティームは準決勝で、第2シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)と第5シードの
P・マルティネス(スペイン)の勝者と対戦する。
ティームが最後に決勝進出を果たしたのは、2020年11月のツアー最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)まで遡る。
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