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「キャリアの終わりに近い」

アンディ・マレー
アンディ・マレー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)は12日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカードで出場している元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)が世界ランク281位のS・クエリー(アメリカ)を6-2,6-0のストレートで破り、16年ぶりの出場で3度目の初戦突破を決めた。試合後、マレーは「キャリアの終わりに近づいていることを自覚している」と明かした。

前週のウィンブルドンでは、1回戦でJ・ダックワース(オーストラリア)を下したものの2回戦で第20シードのJ・イズナー(アメリカ)に敗れたマレー。

この日は第1ゲームからブレークを許すも直後にブレークバックに成功。その後も2度ブレークを決めて第1セットを先行すると、第2セットでは計3つのブレークを奪い6ゲームを連取。ベーグルを達成し、わずか55分で2回戦へ進出した。

男子プロテニス協会(ATP)は試合後、マレーのコメントを公式サイトに掲載した。

「16年ぶりにここに戻って、またこのコートでプレーできるのは素晴らしいことだよ。その間いろいろなことがあったね」

「風が強くて、本当に難しかった。でも、このコンディションの中でベストを尽くしているよ」

「今、プレーできる試合はすべて、それを最大限に活用しようと思っている。ここ4、5年は、明らかにケガに悩まされてきた。でも、キャリアの終わりに近づいていることを自覚しているから、今できるすべての試合、すべてのトーナメントを最大限に活用するんだ」

勝利したマレーは2回戦で世界ランク202位のM・パーセルと対戦する。




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(2022年7月13日10時27分)

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