テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク101位の
西岡良仁は同48位の
E・ルースブオリ(フィンランド)に2-6, 2-6, 6-4, 4-6で敗れ、2年連続の初戦突破とはならなかった。試合後の会見では「とてもタフな1日でした」と振り返った。
>>ジョコビッチvsコキナキス 1ポイント速報<<>>本玉vsパリー 1ポイント速報<<前哨戦となったロスシー・インターナショナル(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)は頭痛と発熱を理由に欠場していた西岡。昨年大会の1回戦では
J・イズナー(アメリカ)を7-6 (7-5), 2-6, 6-3, 6-7 (3-7), 6-4のフルセットに及ぶ激戦の末に破り、自身初の2回戦進出を決めていた。
この試合、西岡は序盤からルースブオリのストロークに苦しむと1度もブレークに成功することなく、第1・第2セットを取られる。第3セットでは第7ゲームでこの日初のブレークに成功し、セットカウント1-2と追い上げを見せるも、第4セットでは終盤となる第10ゲームでブレークを許し、2時間39分で力尽きた。
西岡は試合後の会見で「イーストボーンで体調を崩してしまい、回復するのに1週間ほどかかったのですが、それでもまだ完璧とは言えない感じです。第3セットから調子が上がってきて、チャンスはありました。第4セットも接戦でしたが、細かいところで彼に軍配が上がりました。今日は簡単な試合ではなかった。でも、ここでプレーできて楽しかったです」と語った。
また、今後のスケジュールについて聞かれた西岡はチャレンジャー大会に出場することを明かした。
「まだ決めてはいませんが、チャレンジャーに行こうと思っています。今、ランキングが下がってきているので、そこでプレーして全米オープンのメインドローに入るつもりです。あと2週間くらいしたら本戦に出られると思う。だから、チャレンジャーを2大会やるかもしれない。それから、大好きな全米のシーズンもプレーするつもり。そうすればランキングも上がるだろうし、ベストを尽くしたいです」
勝利したルースブオリは2回戦で第27シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)と対戦する。ファン・デ・ザンスフルプは1回戦で世界ランク240位の
F・ロペス(スペイン)を6-2, 6-3, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
R・ナダル(スペイン)、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第11シードの
T・フリッツ(アメリカ)らが2回戦に駒を進めている。
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