男子テニスで世界ランク119位の
西岡良仁が、22日に自身のSNSを更新。西岡は17日に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の男子シングルス1回戦で、同124位の
R・アルボット(モルドバ)に3-6,4-6,6-4,2-6で敗れ、試合後の会見で「僕はこの2年間で結果出なかったらたぶん引退するんで」と発言。22日にSNSを通じて現在の心境をあらためて告白した。
>>敗退の西岡良仁「あと2年」<<>>全豪OP男女組み合わせ<<西岡は自身の公式Twitterで、「中々上手くいかない時期が続いており色んな意見が来ていますが、隠す事でもないので本心を書きます。上手くいかない時期が続きますが、兄と一緒に良くなるように努力していきます。今後も応援してくださる方々、よろしくお願い致します」とつづり、次のようなメッセージを公開した。
「オーストラリアでは上手くいかず良くない部分をお見せしてしまい反省しています。長い間上手くいかず自分でもどのようにしていいのか分からない様になっているのが現実です。改善するべき点が沢山あるのは理解しておりいつも沢山の方に応援して頂いている中少しでも頑張ろうとしているのは事実です。
ですが、応援してくれている人達もおり、いけない事はいけないとメッセージの一つとしてコメントを下さる方もいらっしゃいますが、見たくないのであれば見なくて結構です。プロでもない人間にプロ失格と言われる筋合いもないし、ましてや親の教育がとうとか思うのも自由ですが、こちらも目につくが不快ですので即時ブロックしていきます。僕はアンチが多めですが実際面と向かって嫌いですと言われたこともないので、所詮ネット内でしか攻撃出来ない可哀想な人達ですが、僕は別にそういう人達媚び売っていくつもりはありませんので、あまりこう言う事を言う選手はいないでしょうが、僕は自分が生きたいように生きそれを応援してくれる人達が好きです。
テニスコート内の僕も僕です。ランキングが落ち、気持ち的にもかなり辛い状況ではありますが励ましのメッセージ、いつも沢山ありがとうございます。自分らしくこれからも頑張っていきます。なるべく早く今の状況を打開できるよう兄と一緒にアメリカ遠征頑張ります」
西岡は17日の敗戦後の記者会見で以下のように語っていた。
「ランキングも130位くらいに落ちると思います。いままでけが以外でランキングを落とすことがなかったんですけど、初めていま落ちていく経験をしているので、すごいキツくて。自分のなかで何をどうしたら上がっていけるだろうと。正直言うと、けがが治れば徐々に上がっていくと思っていたし、そんなに弱い、とも思っていなかったです。でも勝てなくてだんだん落ちていくと。勝てそうな相手なのに勝てるビジョンがなくて負けていくと。けっこうきついですね。落ちて、チャレンジャーに回るんでしょうけど僕はあと2年だと思ってます。ランキングが落ち続けたらもうやる気なくなっちゃうので、僕はこの2年間で結果出なかったらたぶん引退するんで。そんな感じでたぶんやっていくと思います」
西岡は今大会、ダブルスにも
J・ヴェセリ(チェコ)とペアを組み出場していたが、1回戦で第3シードの
M・グラノジェルス(スペイン)/
H・セバリョス(アルゼンチン)組に3-6,2-6のストレートで敗れ、単複で初戦敗退を喫した。
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